あなたは円形脱毛症になったことがありますか?
円形脱毛症は、ストレスで発症すると思われていますが
実は、ウイルス感染、疲労、出産、外傷だったりします。

円形脱毛症はストレスで頭のどこかに丸く髪の毛が抜け落ちてしまうものと、捉えられがちです。

病院にかかることもなく知らないうちに治ってしまったりという人も多いです。

深刻な例も少なくありません。

日常生活、学校生活、

社会生活に大きな影響を与える場合もあるのです。

円形脱毛症の原因や病気が起きていく状態について長らく不明でしたが、
最近の研究で徐々に分かってきました。

円形脱毛症原因対策に興味があるかもという人に向けてご説明いたします。

では参りましょう。

円形脱毛症症状

単発型円形脱毛症

円形脱毛症は円形に1個脱毛した脱毛斑が見られる、
単発型が最も多いでしょう。

このタイプは自然に治ってしまうことが多く、病院に足を運ぶ人は少ないかもしれません。

多くの人一生で1回なる程度かもしれません。
治療としても最も治りやすいタイプです。

多発型

2個以上の脱毛斑ができた場合を多発型と言います。
2〜3個できることは多いです。

単発型と思っている人も、よく探せばほかに数個ある可能性は十分にあります。

2〜3個で治ってくれれば良いのですが、10個以上、さらに隣の脱毛斑とくっ付いて、
大きな脱毛斑になってしまうこともあります。
こうなって初めて皮膚科にかかる方も少なくありません。

全頭型

全頭型はその名の通り、頭の髪の毛がすべて脱毛してしまうことです。

多発型から徐々に拡大して頭全体に及ぶ場合と、
短期間のうちに急激に頭部全体が脱毛する場合があります。

そのまま慢性化し、全身の脱毛症になるケースもあります。
原因はストレスだけではない

脱毛の原因は、

体質+きっかけ→自己免疫反応→脱毛症状

円形脱毛症になりやすい体質。

ヒト白血球型坑原(HLA)
ヒト白血球型抗原(ヒトはっけっきゅうがたこうげん、Human Leukocyte Antigen;
HLA)とは,
ヒトの主要組織適合遺伝子複合体のことである。

白血球の血液型と言えるものであり、
一般的に血液型というとA,O,AB,B型といった,
赤血球の型を指すが、HLA型は白血球の型を示している。

ただし、白血球以外にもHLAは存在するため、
現在ではヒト白血球型抗原の名称で呼ばれることはほとんどなく、HLAと略して呼ばれる。

円形脱毛症のきっかけ

円形脱毛症は精神的なストレスによって引き起こされると、
長い間言われてきました。

しかし、実際にはウィルス感染、疲労、出産、外傷などさまざまなことがきっかけとなり得るのです。

例えばインフルエンザなど38,5度以上の高熱を伴うようなウィルス感染症にかかった後、
円形脱毛症が発症したりする例です。

なぜ??ウィルス感染がきっかけとなり得るのでしょうか?

これは人体がウィルスと闘うためにインターフェロンという、サイトカイン
(細胞から分泌され、細胞間の情報伝達に関わるタンパク質の総称)を、大量に作り出し、
免疫力を活性化させようとするからです。

そのため、発熱を伴うのですが、この免疫力の活性化が自己免疫反応まで増強してしまうのです。

その他のきっかけとして、外傷が挙げられます。

どこかに頭をぶつけた後や全身麻酔の手術などで一定時間頭部が圧迫された後、

そこから円形脱毛症が発症してくる例があります。

また女性においては、出産という体にとって大きな影響を与える環境を乗り越えた後に発症する例も珍しくありません。

いずれにしてもストレスばかりでないことは明白であり、円形脱毛症になったからといってわざわざストレスを探す必要はありません。

毛の組織でなにが起きているの?

円形脱毛症は毛の組織のどこで、何が起きているのでしょう?
成長している毛の毛根つまり毛包に、自己免疫反応という炎症反応が起きているのです

毛包の何らかの組織に対して自らのリンパ球の一部が自己免疫反応を起こし、毛組織が障害され、
結果として脱毛を起こしています。

脱毛症状が起き始めた急性期には、
毛包の周囲に非常に多数のリンパ球が集合しています。

なぜ、毛包の周りにまとわりつくようにリンパ球が集結するのか不明な点は多いです。

円形脱毛症で白髪が増える理由

円形脱毛症では白髪が生えて治ってきたり、
黒い毛ばかりが抜けて白髪ばかりが残ってしまったり、
脱毛したところの皮膚が白くなったりします。
この現象から、円形脱毛症はどうもメラニン色素との関係がありそうです。

多くの円形脱毛症の自己免疫反応のターゲットがメラニン色素に関連するタンパク質であるため、
治りつつある毛でも、毛根ですぐには十分にメラニン色素を作り出せず、

円形脱毛症が治ってきてもしばらくは白髪で生えてくることがあります。

また、メラニン色素の少ない白髪は自己免疫反応のターゲットがないため、攻撃の対象になりません。

そのため、黒い毛ばかりが抜けて白髪ばかりが残ってしまうという現象が起きるのです。

皮膚にある色素細胞が自己免疫反応の対象となる場合には、皮膚も白くなります。

動物でも円形脱毛症が起きることが知られています。

イヌで起きることはよく知られていますが、サルやクマなどでも起きます。

円形脱毛症にはどんな治療があるの?

グリチルリチン

グロチロン錠は甘草の根に含まれる
「グリチルリチン」を主成分とした医薬品です。
肝臓疾患や湿疹、皮膚炎、円形脱毛症や口内炎に対して適応があり、抗炎症効果や免疫調整作用が報告されています。

低カリウム血症や血圧上昇などの副作用に注意する必要があります。

グリチルリチンは、抜け毛や円形脱毛症に効果がある成分として多数の育毛剤に使われています。
副作用もなく1番安全な方法が育毛剤です。

円形脱毛症に効果がある育毛剤は?
フィンジアです!

なぜ?フィンジアなのか!

フィンジアに配合されている成分、キャピキシル、ピディオキシジルが育毛発毛に効果が期待されています。

円形脱毛症に見られる自然脱毛と違い、ウイルスや発熱などの外的要因には、
グリチルリチン酸配合と、キャピキシル、ピディオキシジルなどの成分に効果が期待されます。

詳しいフィンジアの記事を見る

ステロイド局所注射

副腎皮質ステロイド注射薬を脱毛部位に直接注射針で打っていく方法です。

注射できる量には制限があり、1回の注射で薬が行き渡る範囲は1㎠程度ですから、
脱毛範囲が広ければ何回も注射することになります。

月1回程度の頻度にすべきで、短期間に注射を繰り返すと皮膚が萎縮して陥凹してしまう恐れがあります。

ステロイドバルス療法

広範囲に脱毛を起こした場合に「ステロイドバルス療法」
を行う医療機関が多いです。

メチルプレドニゾロンという副腎皮質ステロイド薬を、
3〜4日間程度の入院で行います。

まだ毛包が自己免疫反応によって炎症を起こしている
発症早期に、一気にその炎症を押さえ込んでしまうという考え方です。

慢性で何年も経過した人には有効性は期待できません。

副作用は、頭痛や吐き気、発熱、生理不順などの軽度の副作用が一過性に見られることがあります。

ステロイド内服療法

プレニゾロンなどの「副腎皮質ステロイド薬」を内服する方法です。
抜け毛が続くような活動性のある円形脱毛症に対して有効ですが、
内服したからといって急に脱毛症が止まるわけではありません。

定期的な血液検査、骨密度検査によって糖尿病や
高脂血しょう、骨粗しょう症などの確認が行われます。

B型肝炎ウイルスのキャリアーやすでに重度の糖尿病、
高脂血しょう、緑内障、骨粗鬆症があれば、
プレドニゾロンの内服の適応になりません。